<中華圏投信・ETFマップ>経済成長の観点から期待薄?成長をきちんと取り込むおすすめのファンドを搜索。
私のブログでは国毎の投資信託や新興国全体の投資信託等様々な投資信託について分析しております。
【2020年 新興国投資信託33選】どれが儲かる?おすすめファンドをランキングで紹介(インデックス・各国投信の成績と見通し)
新興国投資に興味のある方で、
「これからもまだまだ中国は経済成長するはず」
「深センは米国で言うシリコンバレー、今後も国は発展する」
「中国はキャッシュレス化が日本よりもはるかに進んでいて先進的」
「人口規模から言って、今後間違いなく世界一の経済大国になる」
…..このように考えて、中国に投資をしたい、という人は本当に多いです。
中国については国の経済状況、株式市場について以下の記事で考察しています。
<中国株式投資マップ>国(経済)・株式市場のファンダメンタルズ分析・為替リスク・有望銘柄を紹介。
....が、私自身、中国への投資は懐疑的なのですが、イメージだけではなかなか語れない部分もあり、
中国投資で人気の中国株投資信託をそれぞれ分析をしてきました。
結果的に、私自身中国に投資をしない理由を確かめる作業になりましたが、とても有意義な分析作業でした。(私自身、分析人間で苦にならない点もありますが)
トータルで以下10商品ほどの中国株投資信託をせっかく調べたので、決算ではないですが、それぞれまとめていきたいと思います。
読者の方の資産運用の参考になればと。
中国株投資信託「10商品比較」
以下の記事では、トータルリターン、標準偏差の観点で商品を比較検討しています。
参考にしてみてくださいね。
『DIAM中国関連株オープン』・『チャイニーズ・エンジェル』
DIAM中国関連株オープンは海外アジアの株式を運用するファンドです。
この点は他中国株投資信託ともちろん同様です。
DIAM中国関連株オープンの方針としては、「中国株」に投資をしつつ、「中国関連株」にもグローバルな視点で捉え、運用を実施していきます。
運用成績やリターン、配当情報などは以下の記事を参考にしてみてください。
香港、台湾、大中華圏の企業へも投資で評判の『DIAM中国関連株オープン』・『チャイニーズ・エンジェル』の運用成績・見通しを解説
『チャイナ・ロード』・『愛称:西遊記』
チャイナ・ロードは海外アジアの株式を運用するファミリーファンドです。
この点は他中国株投資信託と同様です。
チャイナ・ロードの方針としては、中華経済圏の発展で恩恵を受けると思われる、中国に加えて、香港企業にも投資し、運用を実施していきます。
香港は香港レッドチップ、香港H株などなどです。
運用成績やリターン、配当情報などは以下の記事を参考にしてみてください。
HSBC中国株式ファンド(3ヶ月決算型)
HSBC中国株式ファンドは海外アジアの株式を運用するファンドです。
この点は他中国株投資信託ともちろん同様です。
HSBC中国株式ファンドの方針としては、シンプルにマザーファンドを通して、
中国国内外の、「中国国内の活動」から大部分の収益を得ている企業の株式銘柄に投資しています。
運用成績やリターン、配当情報などは以下の記事を参考にしてみてください。
HSBCチャイナオープン
HSBCチャイナオープンとはHSBC投信が運用(マザーファンドの運用のHSBCグローバル・アセット・マネジメント@香港)を委託され、
資産の管理をしているのが三井住友信託となっているファンドです。
投資対象としては海外・アジアの株式投資であり、投資形態は「ファミリーファンド」となっています。
運用成績やリターン、配当情報などは以下の記事を参考にしてみてください。
UBS中国株式ファンド
UBS中国株式ファンドは、上海証券取引所(A株、B株)、深セン証券取引所(A株、B株)、香港取引決済所の上場銘柄を投資対象としており、株式投資をメインに実行しているファンドですね。
HSBCチャイナオープンと同様、ファミリーファンド方式で運用を行っています。
運用成績やリターン、配当情報などは以下の記事を参考にしてみてください。
三井住友ニュー チャイナファンド
三井住友ニュー チャイナファンドは海外のアジア株式を対象に運用をする「ファミリーファンド」です。
投資方針は以下のように開示されています。
① エクセレント・カンパニーに厳選して投資します。
中国国内で事業展開している企業の中から、中長期的な運用視点に基づき、 各業種毎に競争力の強いエクセレント・カンパニーに厳選して投資します。
② 新規公開企業にも選別投資します。
中国を代表する企業の新規公開にも着目し、 選別投資することにより、より高い収益確保を狙います。
③ 外貨建資産については、原則として対円での為替ヘッジを行いません。
④ 実質的な運用はスミトモ ミツイ アセットマネジメント(ホンコン)リミテッドが行います。
運用成績やリターン、配当情報などは以下の記事を参考にしてみてください。
三菱UFJチャイナオープン
三菱UFJチャイナオープンは海外アジアの株式に投資対象とし運用を行なっています。
中国市場だけではなく、香港取引所でも投資を行なっています。
運用成績やリターン、配当情報などは以下の記事を参考にしてみてください。
中華圏株式ファンド(チャイワン)
中華圏株式ファンドは海外アジア株式に投資し運用し、投資形態はファンズ・オブ・ファンズとなります。
三井住友ニュー チャイナファンド、UBS中国株式ファンド、HSBCチャイナオープンなどは、マザーファンドを通じて運用していますが、基本的には同様のスキームとなります。
運用成績やリターン、配当情報などは以下の記事を参考にしてみてください。
深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型)
深セン・イノベーション株式ファンドは海外アジアの株式を運用するファンドですね。
中国のシリコンバレーとされている中国の「深セン」のイノベーション企業に積極的に投資するという、非常に興味深いファンドです。
深セン・イノベーション株式ファンドの投資形態はファミリーファンド型となっており、他でも分析している以下の中国株投資ファンドとほぼ同様の形となっています。
運用成績やリターン、配当情報などは以下の記事を参考にしてみてください。
中国のシリコンバレー・深センのイノベーション企業に積極投資で評判の『深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型)』の運用成績・見通しを評価
UBS中国新時代株式ファンド(年2回決算型)
UBS中国新時代株式ファンドは海外アジアの株式を運用するファンドですね。
中国籍、香港籍などの主に中国に活動拠点を置く企業等の株式を「中長期的」な成長を目指し、運用していきます。
製品、サービス、人材、ブランドなどのセクター内で競争優位の企業に投資をしていきます。
運用開始は2018年2月9日となっておりまだまだ新しいファンドですね。
UBS中国新時代株式ファンドの投資形態はファンズ・オブ・ファンズとなっており、他でも分析している以下の中国株投資ファンドとほぼ同様の形となっています。
運用成績やリターン、配当情報などは以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
中国株投資信託をそれぞれ分析し、比較を実施してきましたが、
やはり今後の中国経済の先行きが不安であり、着実に資産を増やしたいという方には不向きの投資といえます。
私自身が2019〜2020年時点でおすすめと言える投資先については、
ランキングに詳細を書いておりますので、参考にしてみてくださいね。