【インド株式投資】経済成長加速で魅力度が高まるインド株式市場の魅力を徹底検証!
「インド」といえば、今後最も発展する国の一つとして名乗りをあげていますよね。
首相モディ氏が就任し、さらに経済成長は加速しています。
人口は12億人と世界では1位の中国の次に多く、
人口だけではなくGoogleのCEO、
マイクロソフトのCEOを務めるのもインド人だったりと富裕層の優秀さも際立っています。
インド株式投資を始める際には、必ずマクロに投資対象となる国のファンダメンタル分析、
加えて株式市場、株価推移、為替動向などを分析する必要があります。
インドという国と株式市場のファンダメンタルズ分析
インドのファンダメンタルズ分析のポイントは以下の通りです。
- インドは人口12億人と世界では1位の中国の次に多く、GoogleのCEO、マイクロソフトのCEOを務めるのもインド人だったりと富裕層の優秀さも際立っている。
- モディ政権は具体的な政策を掲げ、順調に推進している。
- インド中央政府はこれまで「物品税」「サービス税」「中央サービス税」など課税が障壁となり海外企業の進出を妨げていたが、GSTで状況を順調に改善している。
- インド財政の2018年度の予算は▲3.3%となっており、現状2020年度に3.0%を達成する見込みとなっている。
- インド経済成長率は一時は9%台に乗る成長率を誇り、現在は8%の水準となっている。
- 中所得国の罠である一人当たりGDP10,000USDまでまだまだ距離があり、さらなる経済成長を遂げることは、ほぼ確約と言える水準。
- インドはこれからも人口増加を続け、ピーク時は2060年と推測されている。
- 日本の高度経済成長期とインドの現状の消費財保有比率は似ており、日本と同様に成長していく見込み。
- インドの貿易は石油商品や宝飾品などが輸出の大半を占め、相手国も米国とアラブ首長国連邦、香港に次いで中国がくる。
- 輸入こそ中国が17%程度を占めるも、35%程度を占めるミャンマーなどに比べると非常にバランス感がある。
モディ首相が牽引するインドの経済・財政・政治をファンダメンタル分析!人口13億人のポテンシャル市場への株式投資は今が狙い目?
インドルピーの為替リスクの考察
現在のインドルピーの基になったものは16世紀前半(関ケ原以前笑)にシェール・シャーによって発行されたものが起源です。
東インド会社でも使用されて、以前の銀本位制から金本位制への転換がなされる中で大幅に下落して、
19世紀のインド経済に打撃を与えたりという紆余曲折を経ながら現在のインドルピーとして定着しました。
新興国では主にある一定の変動は許容しながらも、レートの変動が激しい場合は介入しますよという
管理フロート制を敷いているのですが、インドも管理フロート制です。
経済成長と盤石な政治で安定さが増してきたインドルピー為替相場!インフレ率と国際収支のからの今後の見通しと高額紙幣廃止の意図は?
インド株式市場の有望銘柄はどれか?
インドの株式市場のは高い経済成長力と安定的な政治に後押しされて、10年間世界株式市場の中で、
スーパースター的な動きをしました。
誰の目からみても魅力的であるが故に、現在では市場全体としてみると将来への期待を織り込み、
若干割高水準となっています。
市場全体に投資をするETFや投資信託は長期的にみれば良好な結果を残すと見込まれますが、
実際のインド株式市場平均と成績が乖離するのが大きな問題点です。
インドの個別銘柄は直接インド市場からは投資できませんが、ADRという仕組みを用いて、
米国市場を通じて日本の証券会社から取引することが出来ます。
現在最も期待できる銘柄としてはタタモーターズが挙げられます。
上記の根拠について、詳しくは以下の記事でまとめていますので参考にしてみてくださいね。
インド投資信託・ETFはどうか?
インドの株式市場に投資をしたいけど個別銘柄を選ぶのは難しい。
良い投資信託があれば投資がしたい。
と考えられている方も多いのではないでしょうか?
インドは政治はモディ首相のもと安定しております。
文句なく今後も圧倒的な経済成長力を成し遂げる魅力的な新興国株市場です。
誰の眼から見ても魅力的なため、すでにNifty50指数のPERは27倍という割高な水準となっています。(日経平均は15倍)
インドの指数に連動することを目的としたETFは存在していますが、インドの指数に連動することを目指した投資信託は存在しません。
インドの指数に対してプラスのリターンを確保することを目指した「アクティブ型」の投資信託について紹介しています。
<インド投信・ETFマップ>大国の成長をきちんと取り込むおすすめのファンドを搜索。
まとめ
新興国株投資は様々なリスクがあり、
また確りとファンダメンタル分析を行わないと痛い目を見る可能性が高いです。
また、狙う市場を決めたとしても銘柄分析は日本株と異なり決算書も英語で馴染みもない企業が多いので、
本当に有望な銘柄なのか自信をもって投資するのが難しいです。
新興国投資で大きな利益をあげるには、インドのように成長力が高く、
尚且つ割安に放置されている市場に狙いを定めた上で、投資をするのが最も効果的であるといえるでしょう。